概要
元々三条市は「花街」と呼ばれていて、近隣の市町村からも華やかさを求めて人々が集まるところでした。
そんな飲食文化を底で支えてきたのが、三条魚市場です。三条、栄、下田、加茂の飲食店の仕入れを一手に引き受け、毎朝新潟市場から新鮮な魚をこの街に供給してくれています。
そんな三条魚市場をさらに盛り上げ、三条市の食文化の発展と繁栄を目指して立ち上がったのが、三条魚市場に集まる若手料理人集団でした。
彼らは、三条市に大手外食産業が台頭し、食が乱れ始めた平成5年頃、安心して食べられる食育の啓発や、地元の食材の保存といった地道なことから活動を始めました。
今では、魚市場に一般の人を集め、新鮮な食材の価値を知ってもらうイベントや、保育園での料理教室など、その活動は多岐に渡ります。
魚市場新鮮組は三条市の食文化を内外に発信し、安心して食べられる「食」の保存を目的に活動している料理人集団です。